井の中の中井、世界を知らず

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僕のすべてを受け入れてくれる存在。それはトイレ

自分のすべてを受け入れてくれる存在について考えたことはあるだろうか。

 

自分のことを生んでくれ、ここまで愛情を持って育ててくれた親?

星の数ほどいる異性からこの人しかいないと選んだ恋人や配偶者?

真面目な話からバカげた話まで言い合える親友?

 

僕は違うと思う。彼らにも言えない言葉、見せられない姿は存在する。

親には自分の性的な話はしたくない。

恋人には自分の情けない姿は見せたくない。

親友には・・・親友はいたことなかったわ。

 

まあとにかく、僕のすべてを受けれてくれる存在は親でも恋人でも親友でもない。

トイレだ。

 

トイレさんには相当自分をさらけ出している。

まずケツの穴をさらけ出している。

自分のケツの穴を見せる存在なんてトイレしかなくない?

今までの人生を顧みてほしい。

 

自分のケツの穴を誰かに向けたことがあるだろうか。小さい頃であれば、座薬を親に入れてもらったりすることもあったかもしれないけど、大人になってからは、まずないだろう。

 

「医者に見せることがあるだろう」

確かにそうであった。痔の手術をする人もいるし、大腸の検査をするときに、お尻から大腸カメラを入れる人もいる。

あれって医者はケツ穴をマジマジと見るんですかね。

 

とにかく「健康のため」という大義名分が存在しなくして人はケツ穴なんて見せない。

 

「風俗で舐めてもらうけど?」

おっと。そう来るとは思わなかった。僕は風俗に行ったことがないのでその線はすっかり頭から抜けていた。

僕の人生経験のなさが露呈してしまった。

すみません。

 

話はそれたが、私生活でケツ穴を見せるということはないのではないだろうか。

トイレさんにはがっつり見せている。むしろケツ穴しか見せていない。

顔は見せずにケツ穴だけ見せるのである。正体も分からない人間にケツ穴をさらけ出されていい気分な訳がない。

 

そしてケツ穴を見せるだけにとどまらず、自分の負の部分(以下ウ●コ)をひねり出す。

ウ●コをトイレさんにぶつける。

でも、トイレさんはこんな失礼な僕に何の文句も言わない。

 ただただ、僕のすべてを受け入れて水に流してくれる。汚い臭いの代名詞のウ●コをなかったことにしてくれる。

まるで僕の罪まで水に流してくれているようだ。

 

「汚いものを吐き出したから、君はキレイな存在に生まれ変わったんだ」

トイレさんはそう言っている。

 

愛だ。愛を感じる。

 

もっともっと感謝しなくてはならない。

 

そんな慈愛の心に溢れ、すべてを受け入れてくれるトイレさんだからこそ、僕は心から彼を信頼し、誰にも見せられない恥ずかしい姿(ケツ穴&ウ●コ)をさらすことができるのだ。

 

 

 

「いや、世の中にはスカ●ロというジャンルがあって、パートナーにウ●コ見せるのに喜びを覚える人もいるよ?」

 

・・・・・・・

 

うるさい。そんな特殊なケースの話はしていない。変態は帰れ。